2月末のJリーグ開幕からたった3試合で柏レイソルの指揮官を電撃辞任したブラジル人ミルトン・メンデス監督。

日本では1分2敗と失望の結果に終わったが、帰国後、ペルナンブッコ州の強豪サンタ・クルズの指揮官に就任すると、再び評価を高めている。

17日に行われたコパ・ド・ノルデスチ(北東カップ)の準決勝2ndレグ、敵地でのバイーア戦に1-0と勝利し、2戦合計3-2で決勝進出を決定。就任以来6試合で3勝3分と無敗を守っているのだ。

しかし、この試合ではやらかしてしまった。

前半14分、サンタ・クルズは元ブラジル代表FWグラフィッチのゴールで先制するが、

1点リードで迎えた後半35分、選手交代の際のいざこざからバイーアのスタッフと言い合いになったメンデス監督は……

なんと、相手のアシスタント・コーチに“頭突き”を喰らわせてしまったのだ。

怒り心頭のバイーア側に対し、すぐにその場から離れたメンデス監督だが頭突きの場面はカメラにばっちり捉えられており、退席処分となった。

試合後、メンデス監督は熱くなってしまったことを謝罪したうえで、「指導者になって退場したのは初めてで、それが繰り返されることはないよ」と強調したが、規約により4~12試合のベンチ入り禁止処分が言い渡される可能性もあるとのことだ。

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