『Corriere dello Sport』は「イタリア・セリエAのミランは、アル・アハリに所属しているエジプト代表FWラマダン・ソビヒの獲得を考えている」と報じた。

ラマダン・ソビヒは1997年生まれの18歳。名門アル・アハリの下部組織出身で、2013-14シーズンに17歳でプロデビューを果たした「神童」の一人である。

昨年にはエジプトのフル代表にも選出され、17歳と11ヶ月18日で国際試合での初ゴールも獲得。これはかつての名選手アハマド・ホッサム”ミド”に次ぐ2位の最年少記録である。

彼に対しては昨年から欧州のクラブが注目しているという噂があり、ベルギーのアンデルレヒト、イタリア・セリエAのローマなどエジプトとの関係が深い(前者はトレゼゲ、後者はムハンマド・サラーが所属する)チームからの関心がある。

また、昨年夏からイングランド・プレミアリーグのアーセナル(こちらにも偶然その後アル・ナーニーが加入した)もチェックしていると言われており、エジプトでは今最も注目を集める選手と言っても過言ではない。

このところのエジプト・プレミアリーグ6試合では2得点5アシストと絶好調。観客を入れることが制限されている同リーグのクラブは経済的に困窮しており、ミランが同意が得られるだけの金額を提示することが出来れば、再びエジプトの才能が欧州へ渡るかもしれない。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手