このほど行われたアヤックス対トゥウェンテ戦でこんなプレーがあった。
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セルビア人MFネマニャ・グデリィからのロングフィードを、見事にコントロールしたのはチェコ人FWのヴァーツラフ・チェルニー。
ジャンプしながらの絶妙なトラップは、まるでネイマールのようであった。
Vaclav Cerny nuchter na hoofdrol in titelrace: 'Ik heb gedaan wat ik altijd doe.' https://t.co/NU6UEs4XXP pic.twitter.com/epkgPfqJB4
— VI (@VI_nl) 2016年5月1日
チェコ出身のチェルニーは1997年生まれの18歳。今季デビューしたばかりのレフティアタッカーだ。
非常に期待されている選手で、すでにチェコ国内では知名度も十分だそう。昨年はチェコの『Talent of the year』に選ばれており、パヴェル・ネドヴェドやペトル・チェフとともに表彰式に招かれたほど。
アヤックスSDのマルク・オフェルマルスも一目でその才能に気付かされたと語っている。なお、自らのとの比較では、スピードでは自分に分があっただろうが、チェルニーのほうが明らかにスキルフルだと述べている。また、チェコ代表のアシスタントコーチであるカレル・クレイチーも「クリエイティブなアイディアを持った非常に効果的な選手。興味深く才能あることには疑いはない」としている。
そんな彼は父親がジュニアのコーチを務めていた1.FKプジーブラムというクラブでキャリアをスタート。ユヴェントスとハンブルガーSVの練習に招待されるも、アヤックスを選び2015年にプロ契約を結んだ。
ボールを持っていてもいなくてもスピードがあり、テクニックとシュート精度を備えたアタッカーだとされている。元代表FWのミラン・バロシュと比較されることもあるそうだ。
ヴァーツラフ・チェルニー(アヤックスFW)
「オランダ語は7か月で習得したんだ。(一旦)英語を通さなきゃならなかったので難しかった。
ロッカールームでのジョークを理解できるようになるとは思ってなかったよ。
皆のためにやりやすくしたかったんだ。(誰かが)指示を英語に訳する必要をなくすようにね。
こんなに速く習得した人間はいないと言われたよ。
(言語は)キャリアを成功させるうえで非常に重要になりえることは分かっている」
しっかりとした考えをもってオランダ語を習得したというチェルニー。今後要チェックな存在といえそうだ。