『The SUN』は「イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーは、バーゼルに所属しているスイス代表FWブリール・エンボロの獲得へ向かう」と報じた。

今季プレミアリーグで3位という好成績を残したものの、最前線はハリー・ケインに頼らざるを得なかったトッテナム。シーズン中から補強の噂は流れたが、まだその不安点は解消されていない。

さらに来季はチャンピオンズリーグとの並行が予想されるため、今夏数人のストライカーが補強されることは確実だと言われている。

その候補はリヨンのアレクサンドル・ラカゼット、マルセイユのミシ・バチュアイだとも伝えられた。

しかし、『The SUN』によれば、トッテナムが入札を検討しているのはバーゼルの『神童』ブリール・エンボロであるそうだ。提示は2000万ポンド(およそ31.1億円)になるという。

カメルーン生まれでスイス育ちのエンボロは、まだ19歳でありながらもバーゼルの中心的な存在となっており、3シーズンで公式戦86試合に出場。30ゴールという記録を残してきた。

そして、そのセカンドオプションとして考えられているのが、リーガ・エスパニョーラのグラナダに所属するFWアイサーク・サクセスであるという。

ナイジェリアU-20代表の一員として活躍するサクセスは、今季グラナダのトップチームでレギュラーを獲得し、6ゴールを決めた20歳のFW。

元々2014年にウディネーゼへ引き抜かれており、その後グラナダへということで、ポッツォ・ファミリーの門下生。そのため、さらにオーナーが同じワトフォードへと移籍するのではないかと言われている。

しかし、トッテナムがかなりの額を投資すると言うことであれば、ポッツォ・ファミリーもその取り引きを考慮することになるだろう。

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