開幕が迫っているリオ五輪。

今大会では、2012年のロンドン五輪を上回る数のコンドームが配布されるようだ。英国『Metro』が伝えている。

記事によれば、リオ五輪に向け国際オリンピック委員会(IOC)は45万個ものコンドームを注文し、選手村に配布するのだそうだ。これは前回大会の3倍にあたる数である。

45万個の内訳は、10万個が女性用コンドーム35万個が男性用コンドーム。ローションのような潤滑油も17万5000個用意されるそうだ。

選手村では1万500人が大会期間中に生活を行うため、45万個という数は1人あたり1日42個ほど利用できる計算だ。これを大会が行われる17日で割ると、1日の利用回数は2.5回となる。

IOCのスポークスマンは「リオ五輪の大会期間中、アスリートが安全な性行為を行うのに十分である」と話しており、数に余裕を見て注文したようだ。

なお、移動が多いサッカーなどでは選手村を利用しないケースが多い。

U-23日本代表はセルジッペ州にあるアラカジュをキャンプ地に選定しており、当分は選手村を利用しない。しかし、ロンドン五輪で関塚ジャパンはベスト4入りを決めてから選手村へと入っており、今大会でも途中で選手村に入る可能性はある。

また、2008年の北京五輪に出場したアメリカ女子代表のGKホープ・ソロによれば、オリンピックの会場では多くの性交渉が行われていたようで、「人々が野外で性行為しているのを見た。しかも、ビルの間に挟まれた汚い芝生の上でしゃがんでしていたわ」と話している。

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