カタールのサル・サッドでプレーするチャビ・エルナンデス。
現在ヨーロッパで大きな社会問題となっている難民を救うべく、ある物を寄付したようだ。
英国『The Sun』によれば、それはクルーザーであるという。
Xavi gives up his yacht to help with refugee crisis in the Mediterranean https://t.co/mCwBMvvbQw pic.twitter.com/d55Y0XfI6c
— The Sun Football (@TheSunFootball) 2016年8月1日
余暇を楽しむため、高級クルーザーを保有していたチャビ。
しかしこのほどそのクルーザーをNGO団体に寄付し、地中海地方の難民が海を渡れるようにする支援を行ったのだそうだ。
チャビが寄付したNGO団体の名は、「Proactiva Open Arms」。
POAと呼ばれるこの組織は海上での人命救助に力を注いでおり、現在はエーゲ海の北東部に浮かぶギリシャのレスボス島で活動を行っている。観光地としても知られるこの島にはトルコの西海岸から多くの難民が上陸しており、そのサポートをしているようだ。
記事によれば、チャビが所有していたクルーザーは難民を乗せるために使用されるのではなく、オークションによって現金化され支援金という形で同団体に送られるようだ。
POAはYoutubeチャンネルで、チャビが契約書にサインしている映像を公開。
動画のなかでは「このほどチャビは我々の活動に協力し、さらなる資源を得るためにクルーザーを寄付してくれました」と紹介している。