プレミアリーグ開幕戦、昨季の覇者レスターが昇格チームのハル・シティに敗れるという番狂わせが起きた。

ハルはこのところクラブの買収騒動に揺れており、全く補強が進まずにスティーヴ・ブルース監督が先月末に辞任するなど混乱状態にある

この日も怪我人の影響でMFを最終ラインで使わざるをえなかったのだが、ホームのKCスタジアムで見事な試合をやってのけた。試合後の選手たちの喜びの声を、『ESPN』が伝えていた。

ロバート・スノッドグラス(ハルMF)

「すごい気分だよ。でもこれが新しいシーズンだ。

オレたちは間違いなく昇格したやつらの集まりさ(新加入がいない?)。だが、凄いスピリットを見せつけた。

プレシーズンではタフな時間を過ごした。

選手たちは目の前のタスクに集中したし、これが結束だよ」
カーティス・デイヴィス(ハルDF)

「プレシーズン中ずっとかなりの不満があった。

大事なことは僕らが結束することだった。

僕らには常に一体感があったけど、失うものは何もないと知ることでさらなる後押しになった。

僕らは自分たちのフットボールを楽しんだ。

僕とスノッドは、あれはジオマンデ(のゴール)だと思っている。あんなダブルバイシクルキックは見たことがないね」

失うものは何もないという心意気で臨んでいたという。そして、2人とも「結束」を口にしており、厳しいチーム状況のなかでも一丸となれたことがポイントだったようだ。

ハルの第2戦は敵地でのスウォンジー戦だ。

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