リオ五輪のサッカー競技。男女ともに金メダルを目指した開催国ブラジルだったが、女子代表は準決勝で惜しくも敗れ3位決定戦に回ることになった。

スウェーデンとの準決勝では何度もゴールに迫ったが、最後はPK戦の末に破れるという結果に。

ブラジル5人目のキッカーだった21歳のMFアンドレジーニャは悲劇の人となったが、同僚MFベアトリスは彼女を責めることなくこう述べていたという。『Globo』が伝えている。

ベアトリス(ブラジル女子代表MF)

「皆受け入れた。あのミスは彼女のものじゃなかったから。彼女のせいじゃない。

何かを言いたい人もいる。でも彼女には何の罪もないことは大部分の人達は分かっているわ。

全員(の責任?)だった。もし私達が試合中にゴールを決めていれば、(PK戦に)なることはなかった。

彼女は最後に蹴る人に選ばれた。そして、不運にもPKはああなった。

彼女は素晴らしい選手、きっと立ち直る」

大会初戦の中国戦で見せたように素晴らしいキック精度を誇るアンドレジーニャ

カナダとの3位決定戦は日本時間20日(土)に行われる。コリンチャンス・アリーナの舞台で背番号17が躍動することを期待したい。

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