日曜日に行われるスロバキア戦で出場すれば、代表での116試合目となるウェイン・ルーニー。

イングランドの歴史上最多出場記録はピーター・シルトンの125capであるが、フィールドプレイヤーとしてはルーニーがトップに立つことになる。

その点でこれまで頂点だったのは、デイヴィッド・ベッカムでありその数字は115cap。ついにルーニーは歴史上最高のFPになるわけだ。

一方で最近の試合ではインパクトを欠くことも増え、クラブでは最前線の役割を与えられなくなったため、ファンや評論家からの批判も大きくなっている。

かつてストライカーとして一世を風靡したアラン・シアラーは、『The SUN』のコラムで以下のように書き、ルーニーに引退を促したのだ。

アラン・シアラー

「私は36歳までプレーした。もはやイングランドのためにプレーできるとは思えない時までだ。

ウェイン・ルーニーは、代表とクラブを両立し続けられないということを理解する時だ。それは彼自身の利益のために言っている」

しかし、今回ついに自身の記録を抜かれることになったベッカムは以下のようにSNSで書き、限界までやり続けるべきだと背中を押した。

デイヴィッド・ベッカム

「今夜、ウェイン・ルーニーはイングランド代表で最も出場したフィールドプレイヤーになる。

私は耳にし続けている。人々が『ウェインは代表チームでのプレーを止め、クラブでのキャリアを伸ばそうとすべきだ』と口にするのを。本気で言っているのかい?

選手は準備ができた時に引退をするもの。国を代表することは、最高レベルに達したことを意味する。スリーライオンズのユニフォームを着て、ウェンブリーのピッチに足を踏み入れる。それは誰もが永遠の思い出として残せる、最高の感覚なんだ。

サッカーを愛する世界のあらゆる子どもたち全員がそれを夢見ている。代表チームの色を身につけて、愛する国を代表して戦うことを。『もはや何も与えられない』という時まで続ける権利を奪うことは、誰にもできない。おめでとう、親友よ」

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