先週行われたルヴァンカップの準々決勝。

4日、ニッパツ三ツ沢球技場では横浜F・マリノス対大宮アルディージャの2ndレグが開催されたのだが、マリノスGK榎本哲也が披露したセービングがスゴかった!

キックオフからわずか1分、大宮は右サイドからマテウスがクロスをあげ、ファーサイドで待っていた和田拓也がこれを頭で折り返す。

すると好調の泉澤仁が左足でシュートするも、これがディフェンスに入った小林祐三に当たりコースが変わる。

ゴール前でのプレーであっただけにそのままゴールラインを割るかに思われたのだが、これに榎本が横っ飛びでセービング!ノーステップの状態からボールに食らいつき、開始早々決定機を阻止した。

試合は前半アディショナルタイムにカイケがゴールをあげ、横浜FMが準決勝に進出。仮に泉澤のシュートが決まっていれば、大宮にとっては貴重なアウェイゴールとなっていただけに、榎本のセービングは試合を左右した大きなプレーだった。

試合後、榎本は「リーグ戦も含めて、失点ゼロで抑える試合がずっとなかった。それが自分の中で気になっていた。この大事な試合を1-0で終わりたいと思っていた。それができてホッとしている。グループステージから若手がつないできたものがある。それを結果として実らせないと意味がない」とコメントしている。

ちなみに、映像のナレーションにもある通り、榎本は大宮戦の1stレグでも好セーブを連発している。なかでも見事だった4つのプレーを振り返ろう。

・27分

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