レッドブル・ザルツブルクに所属する南野拓実が、11日に行われたオーストリア・ブンデスリーガ第7節アドミラ・ヴァッカー戦で2ゴールを決めた。
ベンチからのスタートとなった南野だが、チームが2点を先行して迎えた75分に投入されると、僅かな時間で結果を残す!
まずは85分、左サイドでボールを拾うと、2人の相手選手にシュートコースを限定された状況であったが果敢に勝負を挑む。
ワンフェイクを入れて相手のバランスを崩した後、間髪を入れずに左足シュートを放つと、意表を突いたタイミングに相手GKの反応が遅れ、ボールはゴール右隅へ吸い込まれた。
その3分後には、今度は右サイドで魅せる!
巧みなポジショニングで味方のパスを上手く呼び込み、ファーストタッチで一気にゴールとの距離を縮めた南野。最後はGKの位置をよく確認し、右足で冷静にニアサイドへ流し込んだ。
リオ五輪に出場していたこともあり、南野の出場はこれが今季2試合目…時間にすると100分ちょっとだが早くもリーグ戦3点目となった。1試合2ゴールは2015年9月12日に行われたSVグレーディヒ戦以来ちょうど1年ぶりのことだ。
敵地で4-0と大勝したザルツブルクは勝ち点を14に伸ばし、首位シュトルム・グラーツ(16)、2位ラインドルフ・アルタッハ(14)に次いで三番手に付けている。