『Die Welt』は「ドイツ代表監督のヨアヒム・レーフ氏は、ワールドカップの参加チームを拡大させることに反対した」と報じた。

国際的に拡大を続けているサッカー界。それに応じて主要な大会の規模も膨らんでおり、欧州選手権(EURO)の参加チームは今年から16から24に増加した。

また、ワールドカップについても現在FIFAは32→40チームへの増加を検討しており、今月行われるFIFA理事会の議題になる予定となっている。

しかし、ドイツ代表で長く指揮を取っているレーヴ監督は、インタビューにおいてこの動きに反対していることを表明。スポーツ的な価値が下落すると訴えた。

ヨアヒム・レーフ

「ワールドカップの拡大が有益であることは理解する。それはより小さな国にとって、大きなステージで印象を残すことが出来るからだ。

私は、ワールドカップというトーナメントのスポーツ的な価値を低下させるものは、いいアイデアであると思えない。

我々は長期的な視点に立って、クオリティという面で苦しむ可能性に気付かなければならない。やりすぎてはいけないのだ」

なお、レーフ監督はEURO2016の終了後でも「24チームは多すぎる」として、大会全体のクオリティが低かったと話したことがある。

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