かつてトッテナムなどでプレーしたMFジェイミー・オハラ。彼についての話題を『Sky Sports』が伝えている。

30歳になった彼はこの夏、英3部ジリンガムと2年契約を締結。だが、それから2か月も経たないうちに退団となってしまった。出場はわずか3試合で、それも全て途中出場だった。

その理由は足の故障に苦しめられていたため。その状態を考慮し、オハラとジリンガムは相互合意のもとで契約を解除したのだ。今後は復帰のために治療に取り組むという。

そのオハラは怪我の具合が当初の見込みより悪かったことが分かった際、ジリンガムに対して給料を払わないでくれと自ら頼んでいたそうだ。ポール・スカリー会長がこれまで一度も経験したことのないケースとして明かした。

ポール・スカリー(ジリンガム会長)

「彼がクラブに加入した時、ジェイミーは怪我が思った以上に深刻なことにひどく落ち込んでいた。

彼は給料を払わないでくれと直接頼むために私のもとに来た。

彼はいかなる金でもクラブから貰うのはおかしいと感じていたんだ。

結果、彼は怪我に対処して近年プレミアリーグやチャンピオンシップで見せていたフィットネスレベルを取り戻すために去って行った」

また、「短い期間ではあったが本物のプロフェッショナルだった」などとも綴っており、その振る舞いに感銘さえ受けているようだった。

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