17日、イタリア・セリエAのインテルは、公式サイトでアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの謝罪文を掲載した。

先日から大きな話題になっているイカルディの自伝での記述。2015年2月1日のサッスオーロ戦終了後に発生したサポーターとの衝突をめぐるものだ。

イカルディは、「子供のために投げたユニフォームをウルトラス側が奪ったことで衝突し、ドレッシングルームでは英雄として迎えられた」と書いていた。

それに対してインテルのウルトラスは「そんな事実はない」として批判し、イカルディのキャプテンマークを剥奪すべきだと訴えたのだった。

先日行われたカリアリ戦でインテルは2-1と敗れ、イカルディもPKを失敗。ファンは「キャプテンを剥奪しろ」というバナーを出すとともに、イカルディに「ピエロ」という言葉を浴びせた。

それを受けてイカルディは公式サイトに謝罪文を掲載。この数日の問題について弁解し、自伝の記述を削除しようとしていることを明かした。

マウロ・イカルディ

「この数日間で起こったものは、インテルで過ごしてきた時間の中で悲しい出来事になった。

それは急いで書かれた僕の本から起こったものだ。そのページは適切ではなかったし、これらに巻き込まれたインテルのファンに謝りたい」

しかし丁寧に謝罪を行ったマウロ・イカルディとは反対に、妻で代理人のワンダ・ナラは『FOX Sport』に対して以下のように話したという。

ワンダ・ナラ

「真実を言えば、ファンはマウロを愛しており、彼に対する大きな愛を持っているということ。

問題は解決された。そこには翻訳の誤解があった。昨晩は何も起こっていないわ。誰も我々を攻撃しなかったし、家に帰るときも何の問題もなかった。

キャプテンマーク?それはマウロのものよ。議論の余地なんてないわ。そのテーマは議論の対象にない」

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