この夏マンチェスター・シティでの定位置を失い、トリノへとレンタル移籍したイングランド代表GKジョー・ハート。
そんななか、サンダーランドのデイヴィッド・モイーズ監督がある秘話を明かした。『manchester evening news』が伝えている。
デイヴィッド・モイーズ(サンダーランド監督)
「私が着任した時、経験的にいってヴィート・マンノーネが正GKだっただろう。
だが、彼の負傷により我々はジョーダン(・ピックフォード)に頼らなくてはならなくなった。
そして、彼は我々が求めること全てに対し立ち向かった。
私はジョー・ハートを連れてくることもできたんだよ。彼は理想的な存在だと思ったね。
だが、私はジョーダンの成長についても考えなくてはならなかった。そして、彼は我々を失望させることはなかった」
モイーズとしてはハートを連れてくることよりも22歳と若いピックフォードに賭けることにしたようだ。
マンノーネの後を託された彼は、今季プレミアリーグ9試合に出場。チームは最下位に低迷しているが、10月にはイングランド代表に初招集された。
デイヴィッド・モイーズ(サンダーランド監督)
「きっと彼は将来イングランドの正GKになるだろう。ダメなわけなどないよ。
彼には特性があるし、ハードワークの姿勢を続けられれば、失敗することはないだろうね」
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ