長いサッカーの歴史には、後世に語り継がれるような「伝説のハットトリック」がいくつか存在する。

今回はQoly編集部で「これは!」というものを厳選し、10個をピックアップした。

前編に続き、今回はその後編をご紹介しよう。

6. シニシャ・ミハイロヴィッチ

生年月日:1969年2月20日 (47歳)
当時のチーム:ラツィオ(ITA)
達成日:1998年12月13日
試合情報:1998-99 セリエA 第13節 ラツィオ 対 サンプドリア

コメント:「フリーキックの名手」と評された選手は数多く存在するが、1試合に3本決めた選手は何人いるだろうか。しかもそれがトップリーグともなれば、シニシャ・ミハイロヴィッチ以外には存在しないかもしれない。偉業を成し遂げたのは1998年12月13日のサンプドリア戦。ミハイロヴィッチは脅威のキック力で正確かつ重いボールを蹴ることができ、それが壁を越えてから急激に落ちてくる。相手チームにとってはまさに悪夢でしかなく、あるチームの監督が「彼が蹴るならGKを2人置かせてくれ」と訴えたのも納得のハットトリックだ。なお、試合はラツィオが5-2で勝利している。

選出者:編集部O