『Ghanasoccernet』、「ガーナサッカー連盟は、国内リーグの会場を盛り上げるために一流のミュージシャンを雇うことを検討している」と報じた。
グローバル化を続けるサッカー界において、苦しい状況に陥っているのがアフリカやアジアの国内リーグだ。
イングランド・プレミアリーグなどにファンの注目が集まる一方、それぞれのスタジアムがなかなか埋まらない。スター選手は国外に流出し、レベルの低下が囁かれる中で、マーケティングに苦しんでいるのが現状である。
ガーナの会長を務めているクウェシ・ニャンタキー氏はそれを解決する方法をいろいろと提案している。以前は「セクシーな女性を呼ぶ」というトンデモ案もあった。
そして今回のアイデアは、ガーナの一流ミュージシャンであるシャッタ・ウェールをDJとして雇うことによって、スタジアムでパフォーマンスを行っていこうというもの。
シャッタ・ウェールは1984年生まれの32歳。ダンスミュージックやレゲエなどのジャンルで世界的に活躍している人物で、アフリカでは特に大きな人気を誇る。
しかし、彼らを雇うことによって8万セディ(およそ213万円)という大きな額を支出しなければならず、資金不足に悩むガーナサッカー連盟は議論を続けているという。
また、これについては本格的な実行に移される前に試験的な導入が行われる予定になっているようだ。