15日、日本は予選グループ首位に立つサウジアラビアを相手に2-1と勝利を収めることに成功。ワールドカップ出場の可能性を大きくする結果を手に入れた。

さらに、海の向こうではさらに日本の後押しになる結果が生まれた。

試合開始前の段階でグループの2位につけていたオーストラリア。日本がサウジに勝利したため、勝ち点3を獲得すれば首位に浮上できるチャンスだった。

しかし、敵地タイに乗り込んだ彼らの動きは重く、明らかにコンディション調整に失敗していた。9分にPKで先制したものの、その後すぐに追いつかれてしまう。

後半に入ってもピリッとしないオーストラリアは、64分にワンツーから切れ込んできたティーラトン・ブンマタンに対してのファウルでPKを与え、再び失点。

その後セットプレーからの非常に微妙なプレーで幸運にもPKを得ることに成功するも、まだ勝利までは一点が必要だった。

気候に慣れているFC東京バーンズがクロスバーに当たる見事なシュートを打ったりはしたものの、中盤ではパスミスの連発でペースが掴めず、終盤はむしろタイの一方的な展開に。

最後までなんとか失点は逃れたものの、優勢な展開に持ち込めなかったオーストラリアはこの引き分けで3位に転落。2連勝からの3連続引き分けという苦しい結果となっている。

プミポン国王が死去してから初めての国際試合であったことから、スタンドに黒い服を来たサポーターも多い中、タイは勝ち点1を獲得することに成功。惜しくも勝利はならなかったが、強豪相手に今予選初めてのポイントを奪ってみせた。

これによって、日本は首位サウジアラビアと勝ち点で並んでの2位を守ることになった。あとは勝ち点3をしっかり奪っていけば自力での出場が可能となる。

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