『Het Nieuwsblad』は「ベルギー代表MFトルガン・アザールは、チェルシーで飛躍することは出来ないとわかっていたと話した」と報じた。
兄のエデンに続き、2012年にランスからチェルシーに移籍したトルガン・アザール。その後ズルテ=ワレヘムへのレンタルを経てボルシアMGと契約し、現在はブンデスリーガでもトップクラスの選手となった。
イングランドでは成功を収められなかった彼であるが、チェルシーと契約したときからそこでは難しいと考えていたという。
トルガン・アザール
「僕は知っていたよ。契約したときから、僕はチェルシーに残らないだろうとね。
あのようなビッグクラブに加入することは大きなチャンスだった。しかし、僕は継続的なプレー時間が必要だと知っていた。何ができるかを示すためのね。
チェルシーは若い選手を獲ることが好きだ。そして、ゆっくりと準備をさせる。ケヴィン・デ・ブライネやチャーリー・ムソンダ、ロメル・ルカクのような全ての若い選手がローンに出された。あの年齢では、プレーする機会が必要なんだ。
もしかすると、チェルシーはその決断を後悔していないかもね。デ・ブライネやルカクにチャンスを与えなかったことを。わからないけどね。
もちろん、エデンがチェルシーにいたことも、僕との契約の助けになったと思う。しかし、それは全ての兄弟にあるわけではないからね。フランク・ランパードやジョン・テリーの兄弟は、チェルシーでプレーしてはいないわけだから。
彼らが僕と契約したのは、そのポテンシャルを見たからだ。彼らはランスに移籍金も支払った。
それは正しかったよ。僕はエデンと同じ道を進めないかもしれないが、段階的に向上を続けているよ」