エラス・ヴェローナ
キヤノン(Canon):1982-1986年
1984-85シーズン、驚きのセリエA初優勝を飾ったヴェローナ。現在はキエーヴォがあるため頭に「エラス」が付くことが多いが、当時ヴェローナといえばヴェローナだった。その栄光の時をともに過ごしたのが、日本のキヤノンである。
バレンシア
トヨタ自動車(TOYOTA):2003-2008年
こちらも親日的なクラブの一つといえそうなバレンシア。2003-04シーズンには「TOYOTA」を胸にリーガとUEFAカップの二冠を達成し、指揮官のラファエル・ベニテスはリヴァプールへと旅立った。
アトレティコ・マドリー
三田工業(Mita):1988-1989年
バンダイ(BANDAI):1996-1997年
三田工業(現・京セラドキュメントソリューションズ)やバンダイがスポンサーを務めたヘスス・ヒル会長時代のアトレティコ。今や、その「BANDAI」の文字を胸にピッチで闘っていたディエゴ・シメオネ監督のもと、欧州屈指の強豪クラブとなった。
ボルシア・メンヘングラートバッハ
京セラ(KYOCERA):2005-2009年
京セラがボルシアMGの胸スポンサーとなったのは2005年。ちょうどその頃、ドイツは太陽電池の設置量で日本を抜いて世界1位になっており、ソーラー発電事業に力を入れていた京セラにとってドイツの名門クラブをサポートする意味合いは大きかったに違いない。
ハンブルガーSV
日立製作所(HITACHI):1976-1979年
シャープ(SHARP):1987-1994年
過去に高原直泰、現在も酒井高徳が所属しているハンブルガーSVは、日本企業が長く胸スポンサーを務めていたことで知られる。黄金期だった1982-83シーズンには、チャンピオンズカップとブンデスリーガの二冠を達成。ただ、この時のスポンサーはブリティッシュ・ペトロリアム(英国石油)、現在のBPだった。
フランクフルト
三菱自動車(Mitsubishi Motors):1996-1998年
現在日本代表の長谷部誠が所属しているフランクフルトは、1996年から2年間、三菱自動車が胸スポンサーを務めていた。フランクフルトといえば2年に一度開催される世界最大級のモーターショーが有名。かなり納得感のある契約だろう。