20日、2016シーズンのJ2最終節が一斉に開催され、コンサドーレ札幌が優勝と5年ぶりのJ1復帰を決めた。

札幌はこの日ホームでツエーゲン金沢と0-0で引き分けたが、前節ジェフ千葉相手の劇的な勝利が効き、2000、2007年以来3度目となるJ2優勝。徳島ヴォルティスに2-1で勝利した2位清水エスパルスと共に来シーズンのJ1自動昇格を決めた。

一方、前々節まで自動昇格圏内にいた松本山雅は撃ち合いの末横浜FCに3-2で勝利したものの、得失点差で3位に。セレッソ大阪、京都サンガ、ファジアーノ岡山の3チームと一緒にJ1昇格プレーオフへ回ることとなった。

残留争いではモンテディオ山形に0-3で敗れたギラヴァンツ北九州が最下位に転落し、J3降格が決定。札幌と引き分け、21位に浮上した金沢は入れ替え戦に参加する。

また、J3も同日に最終節が行われ、大分トリニータの優勝が決定。大分はJ2自動昇格、2位になった栃木SCがJ2昇格をかけ金沢と対戦することになった。

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