『Ghanasoccernet』は「元ガーナ代表FWフェリックス・アボアジェは、北アフリカのリーグで成功したければセックスと酒から離れろと語った」と報じた。
フェリックス・アボアジェは1975年生まれの40歳。ガーナ出身であるが若くしてエジプトに渡り、名門アル・アハリで台頭したストライカーである。
その後オリンピアコスで成功できなかったことから欧州での知名度は低いものの、アフリカやインドで活躍を見せたことで知られている。
ガーナ代表選手としてもアフリカネイションズカップに1996、1998年と2度出場し、アトランタ五輪のメンバーでもあった。
彼はエジプトなど北アフリカに進出しようとする選手に対して以下のようにアドバイスし、まずセックスと酒を止めなければならないと話した。
フェリックス・アボアジェ
「エジプトで成功したいのなら、誰もがそこの文化を理解しなければならないよ。彼らはアラブ人だし、一定のライフスタイルに嫌悪感を示す。したがって、それを尊重すべきだ。
多くの選手達は、エジプトで成功できずに終わる。なぜなら、セックスと酒が原因だ。クラブに行って、女で遊び、それをクラブが見つける。その後の選択肢は解雇だ。そういうことが殆どの選手に起こっている」
エジプトリーグは、ガーナの選手にとっては比較的進出しやすく、そしてプロとして十分な報酬が得られる場所でもある。
しかし、その一方であまり活躍することなくガーナへと帰ってくる選手も数多く、それらの原因としては金銭的な問題がクローズアップされることが多い。