19日、タイ・プレミアリーグのムアントン・ユナイテッドは「タイ代表チャナティプ・ソングラシンがコンサドーレ札幌にローン移籍する」と公式発表した。
背番号は既に44番で決定しているが、今後半年間はムアントン・ユナイテッドに残り、その後札幌へと加入することになるという。
契約期間は1年半という形で、2018年末までJリーグでプレーすることになるようだ。
Jリーグにおけるタイ人選手の加入はこれが史上初の出来事。JFLまで広げれば、ガイナーレ鳥取にMFアドゥル・ラフソが所属していた2008年以来となる。
チャナティプ・ソングラシンは1993年生まれの23歳。非常に小柄な体格であるが、高いテクニックと加速力を生かしたドリブルを得意としており、「タイのメッシ」と呼ばれているアタッカーである。
アジアでは非常に高い知名度を誇るスター選手でもあり、若くしてタイ代表では中心的な選手に成長。10月に行われたワールドカップ予選の日本代表戦でもフル出場している。また、先日行われたスズキカップ(東南アジアサッカー選手)でもチームの優勝に貢献し、最優秀選手賞を獲得した。
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