『Telegraph』は、「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、中国に移籍する選手たちについて語った」と報じた。

23日、チェルシーのブラジル代表MFオスカルが中国に移籍することが決定した。違約金は6000万ポンド(およそ85.8億円)とも言われており、給与は年間2000万ポンド(およそ28.6億円)だという。

この取り引きについて語ったユルゲン・クロップ監督は、中国に対抗する武器はないと言う一方で、選手には欧州の給与で十分ではないかと投げかけた。

ユルゲン・クロップ

「ヨーロッパの他の国にある幾つかのクラブも、イングランドと同じような考えを持っている。そう理解しているよ。

欧州にあるビッグリーグのほとんどでは、大きなお金が稼げるはずなんだ。そして、それは最終的に十分なものになるはずだよ。特に、トッププレイヤーにとってはね。

現時点で、中国は『プレーしたいリーグ』ではない。そして、そこに選手がもたらされるのは、ただお金があるからだ。

もし選手がそこに行くことを決めたのなら、ここにいる誰も引き止めるための武器は持っていないよ。

私は思う。オスカルの家族に連なる全ての関係者が、この決断に満足しているのだろうとね。もはやカネで悩むことなんてないさ!

どれだけの人々がこのような決断を下すのかは分からない。しかし、私にとっては選択肢にならないものだ。

休日ならいいのだがね。しかし、現時点で中国に行くというのは眼中にない」

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