『BBC』は、「セビージャの元フランス代表MFサミル・ナスリに対し、スペインアンチドーピング機構(AEPSAD)が調査している」と報じた。
先日大きな話題になったサミル・ナスリのツイッターハッキング騒動。
ウインターブレイクを過ごしている彼は、先日アメリカのロサンゼルスにあるDrip Doctorsを訪れて治療を受けた。
We provided @SamNasri19 a concierge Immunity IV Drip to keep him hydrated & in top health during his busy soccer season with @SevillaFC 💧💯 pic.twitter.com/bfDNeM5vQu
— Drip Doctors (@DripDoctors) 2016年12月27日
その後、サミル・ナスリは「性的サービスを受けた」というツイートを行い、色々ととんでもない話が投稿されたものの、それはハッキングされたということで後に削除されている。
My account got hacked sorry about what happen earlier
— Samir Nasri Official (@SamNasri19) 2016年12月28日
これについてはもはや真実を突き止めようがないものになっているが、逆に今度は調査できるものが問題になっているようだ。
記事によれば、このナスリが受けた治療自体が国際アンチ・ドーピング機構(WADA)のルールに抵触する可能性があるというのだ。
彼に行われた「immunity IV drip」という治療は、静脈に1リットルの水分補給を行うことも含まれており、免疫力を高めるものだ。
しかしながら、WADAのルールにおいては外科手術や入院、臨床検査の場合を除き、6時間以内に50ml以上の静脈注射を行うことを禁止している。
AEPSADはこの行為に対して現在調査を進めており、ナスリに何らかの違反があったのかどうかを判断するとのこと。
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