クラブ初のJ2降格から一年、清水エスパルスは最短でのJ1復帰を成し遂げた。

“昇格請負人”の小林伸二監督を招聘。前半戦こそ中位を漂っていた彼らだが、J2の戦いに慣れるにしたがって順位をアップ。爆発的な得点力を見せるチョン・テセに加え、北川航也、白崎凌兵ら若手アタッカーも小林監督の信頼にこたえて結果を残した。

そして終盤、10番の大前元紀が負傷から復帰したことでさらにギアを上げ、最後は怒涛の9連勝。見事2位での自動昇格を決めている。

小林体制2年目を迎える今季は、日本代表GK六反勇治(仙台)を補強。期限付き移籍先のサンフレッチェ広島で昨季J1得点王に輝いたピーター・ウタカ、大宮アルディージャが獲得を狙う大前など攻撃陣の去就が気になるところだ。

Shimizu S-Pulse 2017 Puma Home

清水は今年がクラブ創設25周年。2017シーズンの新ユニフォームは「もう一度強いエスパルスを創りあげる」べく、Jリーグのステージや天皇杯、さらにはアジアカップウィナーズカップをも制した1999年~2001年のモデルをベースとしたデザインを採用した。

清水らしいオレンジと黄色の配色でカモフラージュ(迷彩)柄を基調に、伝統の地図柄も配置。カモ柄の中には『静岡県』の形が含まれており、その地図の静岡・清水の位置にクラブロゴを入れている。

さらに、クラブのオフィシャルマスコット「パルちゃん」のシルエットも!

25周年らしい豪華な仕上がりだ。

背番号やネームのフォントも当時と同じ、「アルゼンチン型」と呼ばれる昔から馴染みのあるクラシックなフォントを採用。こだわりが感じられる(背番号内に新たにクラブエンブレムを追加)。

肩から袖にかけて入れられたPuma伝統のアパレルフォームストライプは、他のPuma勢と同じくドット柄。最新のグローバルモデルを採用することにより、“復刻”ながら現代的で洗練されたシルエットのユニフォームとなっている。

なお、ユニフォームスポンサーは、胸の「鈴与」、背中上部の「アイエイアイ」、袖の「日本航空」がいずれも継続するとみられる。

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