日本でもいよいよ寒さが増してきたが、イタリアではサッカー選手の“暖かな”振る舞いが話題になっているようだ。トリノの地元紙『La Stampa』が伝えている。

それよれば、ユヴェントスFWパウロ・ディバラとトリノMFフアン・イトゥルベが、寒さに凍えるホームレスたちにブランケットを手渡したという。2人はともにアルゼンチンにルーツを持ち友人関係にあるそう。

ヨーロッパでは記録的な寒波により、死者も出る事態になっている。

そんななか、ローマのビジネスマンがIKEAで購入した50枚のブランケットを赤十字に寄付したうえで、「(ボランティアに)誰が加わる?」とFacebookに投稿したんだそう。すると、ネット上で爆発的に拡散されてこの運動が広がりをみせると、IKEAも数千枚のブランケット提供を決定。ローマやジェノヴァ、ブレッシャ、ミラノなどで赤十字や地元企業、非営利団体などの協力のもと、配布されたという。

ディバラとイトゥルベはホームレスたちに暖かな食事がふるまわれたシェルター内で彼らと一緒に時を過ごすこともしたようだ。なんでもこの日は気温マイナス10度という凍えるような寒さだったそう。

そして、ディバラは他の人々もこれに続いてくれるよう発言していたという。

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