沖縄初のJクラブであるFC琉球。
現在は「Jリーグ DAZNニューイヤーカップ」の沖縄ラウンドに出場しており、ジェフ・ユナイテッド千葉との初戦を1-3と勝利した。
4シーズン目のJ3に向け着々と準備を進めているのだが、このほどクラブから珍しいリリースがあった。
MF名倉巧の加入内定を取り消すというのだ。
名倉は1998年6月3日生まれの18歳。
FC東京深川U-15から国学院久我山高校のサッカー部に入り、一昨年から昨年にかけて行われた第94回全国高校サッカー選手権では2年生ながら主力として活躍し、チームの準優勝に貢献した(第95回大会は東京予選敗退)。
FC琉球は今月20日、名倉の加入内定を発表。しかし、わずか5日後に内定取り下げを発表した形だ。プロスポーツクラブが新加入選手の内定を取り消すのは非常に珍しいケースだ。
FC琉球は取り下げの理由について、「契約までの手続きや確認不足等、弊社に不備」と説明。あくまで責任はクラブにあるとしている。
「一旦取り下げさせて頂くことになりました」という表記があることから再契約の可能性もありうるが、はたして…。