『Xinhua』は27日、「中国超級リーグの天津権健は、ビジャレアルに所属している元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトの獲得に向かっている」と報じた。
今季中国超級リーグへの昇格を成し遂げたばかりの天津権健であるが、既にベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルを獲得するなど大きな存在感を見せている。
親会社である医療系の巨大企業、権健自然医学科技が持っている資金力を存分に活かし、様々な選手に声をかけていると言われている。
そして、今回声をかけているのはビジャレアルに所属するアレシャンドレ・パト。かつてミランでプレーしていたことから、ファビオ・カンナヴァーロ監督にとっては旧知の選手だ。
パトは昨年チェルシーに所属していたものの活躍できず、保有元のコリンチャンスに復帰し、その後ビジャレアルと2020年までの契約を結んだ。
しかしそれから決して一貫性のあるプレーは見せられておらず、公式戦24試合で6ゴールという結果に終わっている。
天津権健はすでに元ブラジル代表FWルイス・ファビアーノを放出したと伝えられており、外国人枠は空いている。パトを獲得するのであればいいタイミングであるとも言える。
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