ブンデスリーガ第20節、ドルトムントは敵地でダルムシュタットと対戦した。

ドルトムントは弱冠18歳のジェニス・ブルニッチをブンデスデビューさせると、3バックの左に配置。だが、試合のペースを握ったのは、最下位ダルムシュタットだった。

シーズン途中に元ドイツ代表MFトルステン・フリンクスを監督に据えた同チームは、ここ11試合1勝もできていなかった(1分10敗)。ただ、この日は気迫のこもったプレーで何度もドルトムントゴールを脅かすと、前半21分にアメリカ代表FWテレンス・ボイドのゴールで先制。前半終盤にラファエル・ゲレイロの得点でドルトムントが同点に追いつくが、後半もダルムシュタットペースは変わらず。後半22分にアントニオ=ミルコ・チョラクのゴールで勝ち越すと、そのまま2-1で逃げ切った。

ドルトムントからまさかの大金星を勝ち取ったダルムシュタットにとって、昨年10月以来となる勝利。

『Bild』によれば、ダルムシュタットはスタメン11人の平均年齢が30.2歳。これはブンデス史上に残るような高年齢だったそう。また、ドルトムントの平均年齢とは6.6歳も離れていたそうで、この年齢差も歴史的なものだったとか。

なお、香川真司は後半17分から途中出場している。ドルトムントはミッドウィークにベンフィカとのUEFAチャンピオンズリーグが控えているが、不安を残す試合内容となってしまった。

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