『Ghanasoccernet』は15日、「元ガーナ代表MFマイケル・エシエンは、ギリシャ1部のパナシナイコスに給与の支払いを求めている」と報じた。
チェルシーやレアル・マドリー、ミランなどでプレーしてきたエシエン。一時期は世界有数のセンターハーフとして知られた選手である。
しかしこの数年は怪我に苦しみ、昨季所属したパナシナイコスでも本領発揮できず、シーズン終了後に契約が解除されていた。
今季も新しいクラブは見つけられておらず、古巣のチェルシーで練習参加をしながら次のキャリアを探っている。オーストラリア・Aリーグやタイ・プレミアリーグの噂もあったが、それが実現することはなかった。
それと同時に、パナシナイコスが契約を守らなかったことに対しての法的措置にも動いているとのことだ。
記事によれば、エシエンの弁護士を務める人物が月曜日にギリシャサッカー連盟を訪れ、その財務紛争の解決を要請したという。
エシエン側は残りの給与65万1000ユーロ(およそ9130万円)の支払いを求めており、その一方でパナシナイコス側は「エシエンは17試合しかプレーできなかった」として脅迫的行為だと非難しているようだ。