2年ぶりに日本代表復帰し、UAE戦で鮮烈な活躍を見せた今野泰幸。

その後、骨折が判明し離脱となってしまったが、34歳のベテランは健在ぶりを見せつけてくれた。

今回のワールドカップ予選では、彼と同じように久々となる代表戦ゴールでチームを救った選手がいた。

チリ代表FWエステバン・パレデスだ。

チリはアルゼンチン相手に0-1で敗れたが、5日後のベネズエラ戦には3-1で勝利。この試合で2得点を叩き出したのが、パレデスだった。彼にとって代表戦でのゴールは、2013年3月のW杯予選対ウルグアイ戦以来実に4年ぶり!

チリの名門コロ・コロに所属し、チーム歴代3位の得点記録を持つパレデスは1980年生まれの36歳。FIFAによれば、36歳と239日でのゴールはチリ代表史上最年長記録だそう。以前の記録は1937年ということで、80年ぶりにそれを更新する偉業だったようだ。

チームを勝利に導く活躍を見せたパレデスは、「(ベテラン過ぎて?)誰に対しても自分が証明しなきゃならないことは何もないよ。勝利とゴールは嬉しい。代表でゴールできてハッピーだよ。大事なのは勝つことだ。予選は非常に難しいからね」と語っていたそう。

なお、ベネズエラ戦でチリの先制点を決めたアレクシス・サンチェスは、マルセロ・サラスが持つチリ代表最多得点記録(37得点)に並んだ。

パレデスは「素晴らしかったね。僕らはアレクシスがなんたるかを知っているし、彼はゴールを決め続けて代表史上最多得点記録保持者になるだろう」とエースを讃えていた。

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