グループステージの折り返しを迎え、今週は各地で第4節が行われているAFCチャンピオンズリーグ(以下、ACL)。グループEの首位に立つ鹿島アントラーズは12日、同最下位に沈むブリスベン・ロア(オーストラリア)と対戦したが、敵地で1-2と敗れた。

18分に与えた先制点は若き日本代表DF植田直通の不用意な対応からだった。最終ライン背後へのボールを上手く処理できず、ジェイミー・マクラーレンに先制ゴールを決められてしまう。後半早々の49分にはセットプレーの流れから、33歳のベテランMFブレット・ホルマンに押し込まれ2点のビハインドに。

調子の出ない鹿島は30分を残した段階で、小笠原満男、鈴木優磨に見切りをつけ、高卒ルーキーの安部裕葵らを投入。このことで動きが生まれ、79分には混戦から永木亮太が押し込み1点差に詰め寄る。鹿島は残り時間も猛攻を繰り広げたが、ゴールを割ることはできず、ブリスベンに今季のACL初勝利を献上した。

同組のもう1試合、ムアントン・ユナイテッド(タイ)対蔚山現代(韓国)の結果にかかわらず、鹿島は首位から陥落することが決定。鹿島は次節、4月26日に蔚山現代と敵地で対戦する予定だ。

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