元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードが、リヴァプールのU-18チームを指揮することが決まった。

今後一体どのようなチーム作りを進めていくのか注目される。そんななか、『ESPN』がジェラードの言葉を伝えていた。

若手を育成するうえで重要視しているものとそうでないものがあるようで…。

スティーヴン・ジェラード

「僕のチームはフィジカルなものになるだろう。それがもっと必要だと感じている。

正しい方向に導くことが大切さ。

選手としての自分は数多くの間違ったタックルをしてきたし、やり過ぎたこともある。

謝らなくてはならなかったし、そんなことを若い選手に教えたいのではない。

でも、彼らがトップでやれるための準備をしてあげなければならない。トップレベルというのはフィジカルで要求も多い。

タックルや戦いについてだけではないよ。

僕はフィジカルがなく戦っていない選手やフットボールを見るのが嫌いだね。

『Showboating(テクニックをひけらかすようなスタンドプレー)』なメンタリティが今のアカデミーにはある。

多くの子供たちが目立つために、10 lollipopsやクライフターンを試合でやらなければいけないと考えているんだよ。

ちょっとしたスキルやタレントは大好きさ。でも、試合における他の部分のほうが極めて大きい、そっちがマッシブなんだ。

ロナウドのような選手をお手本にしようとし過ぎている時には、自分を見つめてこう言い聞かせなければならない。

『自分の強みは何だ?どうやったら弱点を改善できる?』とね」

テクニックに走り過ぎている現在の子供たちの姿勢には疑問を持っているようだ。

【厳選Qoly】新潟愛は永遠!アルビレックス新潟が「世界」に送り込んだ“最強”日本人6名