バハマで開催中のFIFAビーチサッカーワールドカップ2017に出場している日本代表。28日に行われたグループステージ第一節で欧州予選王者のポーランドと対戦し、9-4と大量得点で勝利を収めた。
それから中一日で、初戦を落としているタヒチ代表との第二節を迎えた。強敵ブラジルとの対戦を残しているため、なんとしても連勝を飾りたいところであった。
ところが、日本はいきなり厳しい状況に追い込まれてしまう。
第一ピリオド開始からわずか4分、オーバーヘッドシュートからラバステにコースを変えられ、早い時間で失点してしまう。
反撃を見せるもゴールを奪うことはできず、第二ピリオドも1-0のまま終了を迎える。
試合が大きく動きを見せたのは第三ピリオドだった。
開始から1分半といったところで、日本はコーナーキックから赤熊卓弥がヘディングで同点ゴールを決める。
ところがその直後のキックオフからタヴァナエに追加点を許すと、立て続けにコーナーキックからテパのヘディングで失点。リードを広げられてしまう。
日本はなんとか追いつこうと試み、意地を見せる。31分、34分に赤熊が泥臭くゴールを決め、タイスコアに持ち込んだ。
ところが攻撃意識が高まったところを狙われ、逆に終了間際にはリ・ファン・クエーをゴール前でフリーにしてしまう…。これで決勝点を奪われ、日本代表は大事な試合を3-4で落とすことになってしまった。
5月2日に行われる第3節では、これまでグループステージで敗退したことがことがない強豪ブラジルとの対戦。
13度世界王者となった相手に対し、日本代表は引き分け以上の結果を残し、3大会連続の決勝トーナメント進出を成し遂げられるだろうか?
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ