日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは、現在プレミアリーグ10位。

ロナルト・クーマン監督がエヴァートンに引き抜かれた今季は、元ニースのフランス人監督クロード・ピュエルを新指揮官に据えた。

だが、『Independent』によれば、ピュエル監督は今月にも解任される可能性があるようだ。

サウサンプトン側はシーズン終了後に査定を行い、それまでは指揮官についていかなる決定も下さないとしているとのこと。だが、ピュエル留任は悲観的と見られており、すでにクラブは後任を探し始めているとも。そして、後任候補とされているのは、2人のポルトガル人監督だ。

1人目はハル・シティを率いるマルコ・シウヴァ。

今年1月に着任した39歳の若手監督は、冬にMFジェイク・リヴァモア(現WBA)とFWロバート・スノッドグラス(現ウェストハム)の主力2人を売却したチームにおいて、巧みな手腕を発揮。ハルはいまだ降格圏内にいるが、もしこのまま降格となった場合には、マルコ・シウヴァはフリーになる可能性があるようだ。

そして、もうひとりは2部シェフィールド・ウェンズデイを指揮するカルロス・カルヴァリャウ。

セインツは1年前にも彼の招聘を画策していたという。これまでスポルティング・リスボンやベシクタシュを指揮した経験を持つ51歳のカルヴァリャウだが、英トップリーグでの指揮経験はない。今季4位となったシェフィールドは、昇格プレーオフの真っただ中で、彼の場合も状況如何で去就が変わってきそうだ。

なお、ピュエル監督についてはサンテティエンヌが新指揮官としての招聘を狙っているという情報も。いずれにしろ、シーズン終了後にその去就が注目を集めそうだ。

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