『Daily Mail』は11日、チェルシーのブラジル代表DFダヴィド・ルイスのインタビューを掲載した。

今季パリ・サンジェルマンから復帰し、アントニオ・コンテ監督の下で導入された3バックで中心的な存在となった。

攻撃的な選手が増えてきた現代のディフェンダーと比べても、非常にアグレッシブな性格を持つ珍しい選手としても知られる。

彼はなぜそんなスタイルになったのか?そのきっかけとなったキャリア初期のエピソードを明かしている。

ダヴィド・ルイス

「僕はサンパウロで練習していた。住んでいたところからは遠かったよ。午後四時まで帰れなかった。

『息子は成功できる』と思った時、父は裁判所に直談判して、夜間学校で勉強する資格を認めさせた。

これは僕の最初の衝撃だったね。なぜなら、それはおおよそ学校に行けなかった大人のためのものだからね。僕は12歳だったんだ。

学校の友達は25〜35歳だったよ。そして1人は65歳の女性だった。

でも、彼女がなぜ学びたいのかということを見るのは、素晴らしいものだったね。

ただ、あの年齢で知るべきでないものも知り始めた。ドラッグや銃だ。

サッカーが僕を何度も守ってくれたと思う。皆は『彼はこうなるべきではない。我々のサッカー選手になる男なんだ』と。そして、僕を放っておいてくれた」

【次ページ】「チャンスは自分で生み出せない」