日本のみならず、世界中に大きなインパクトを残した乾貴士によるバルセロナ戦での2ゴール。

試合に敗れたとは言え、優勝争いをしているビッグクラブ相手にアウェイで2得点をあげるというのは快挙と言っていい。

カンプ・ノウでバルサ相手に2ゴールを奪ったのは、この4年で乾を含めて3人しかいない。

これだけでも十分に立派なデータなのだが、『Opta』がより乾の特異性が際立つデータを伝えていた。

なんでも、乾とクリスティアーノ・ロナウドしか当てはまらないデータがあるのだという。

それは、カンプ・ノウでのバルサ戦で「オープンプレー」から2ゴールを奪うというもの。

オープンプレーからのゴールというのは、流れの中から生まれた得点のこと。つまり、セットプレーからのゴールなどを除いたものだ。

前回ご紹介した記事では、2013-14シーズンにヘタフェFWアンヘル・ラフィタが2ゴールしているとお伝えしたが、この時ラフィタは1点目をセットプレーからあげている(「YouTubeで見る」からご覧ください)。

乾のゴールはともにオープンプレーから生まれたものであり、2011-12シーズン以降、アウェイでのバルサ戦でこれを成し遂げたのは他にロナウドのみなのだという。

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