世界中のフットボーラーが夢見るタイトル、UEFAチャンピオンズリーグ。
その優勝トロフィーはファンの間で「ビッグイヤー」と呼ばれている。
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🗓️ Sat 3 June
🕣 20:45CET
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— Champions League (@ChampionsLeague) 2017年5月31日
勘違いされがちだが、ビッグイヤーのスペルは"Big Ear"である。
その理由は取っ手の部分が大きな耳のようであるためで、「大きな一年」を意味する"Big Year"ではない。
さて、そんなビッグイヤーを作っているのは誰なのだろうか?UEFAが映像でまとめてくれていた。
※映像はこちらから
ビッグイヤーを製造しているのはイタリア人の職人グエリーノ・ジョージ氏。77歳というベテランで、25年間にわたって製造に携わっているという。
ビッグイヤーは高さ73.5cmで、純銀製であるため重さは7.5kgにもなる(映像の中では8kgと紹介されている)。
そんなジョージ氏は生まれた時からインテルのファンであり、2009-10シーズンにCLを制した際には大きな名誉を感じたそう。
もちろん、この時チームに手渡されたトロフィーもジョージ氏が製造したもの。当時のことを「彼らがカップを掲げた時、私が彼らに掲げられたような気分になった」と振り返っている。
ジョージ氏によれば最も重要で複雑なのはやはり取っ手の部分で、製造には15日を擁するという。
ちなみに、ビッグイヤーをデザインしたのはユルグ・シュタデルマンという男性で、当時UEFA本部が置かれていたスイスのベルンで誕生。最初のモデルは製造に340日がかかったという逸話も、UEFAの公式サイトで紹介されている。
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