『Independent』は23日、「アーセナルは、メスト・エジルとアレクシス・サンチェスを残留させるため、9名の選手を放出する」と報じた。

昨年から去就が注目されているエジルとサンチェス。アーセナルとの契約は残り1年となっており、まだ更新に至っていない。

アーセナルは現在両者に対して大幅な昇給を提示していると言われ、週28万ポンド(およそ3900万円)で打診していると伝えられる。

しかし、それを可能にするためには人件費を一旦削減する必要があり、今夏9選手を売却するというプランがあるという。

彼ら2名と新契約を結んだ場合、年間1500万ポンド(およそ20.9億円)ほど総給与額が増加する。これはプレミアリーグの規定でもアウトであり、700万ポンド(およそ9.8億円)が限度となる。

そのためアーセナルは複数の選手を売却することを考えているとのことだ。

最も優先されるのはアレックス・オックスレイド=チェンバレン、オリヴィエ・ジルー、ジャック・ウィルシャーの3名。

オックスレイド=チェンバレンはリヴァプール、ジルーはウェストハムやナポリが関心を抱いているが、ウィルシャーについてはまだ具体的な動きがないという。

他にはカラム・チェインバース、ヴォイチェフ・シュチェスニ、チュパ・アクポン、キーラン・ギブス、ルーカス・ペレス、カール・ジェンキンソンが放出対象だとのこと。

なお、『Telegraph』はこの9選手売却の動きは「キリアン・エンバッペ・ロタン獲得のためである」と報じている。

モナコは1億2000万ポンド(およそ167.3億円)を求めており、さらに上記の賃金予算も考えなければならないとのことだ。

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