CSKAモスクワの守護神といえば、GKイーゴリ・アキンフェエフ。

弱冠18歳にしてロシア代表デビューを飾ったこと、さらには本田圭佑のチームメイトであったことからその知名度は日本でも高く、CSKAモスクワのゴールマウスを長年守ってきた。

ロシア1部リーグを6度も制したそんなアキンフェエフだが、このほど11年間で初めてとなる出来事があったそうだ。

それは、UEFAチャンピオンズリーグにおける「クリーンシート」である。

ロシアの強豪ということで、CLの常連であるCSKAモスクワ。

当然アキンフェエフも多くの試合でゴールマウスを守ったのだが、どういうわけか最近は失点する試合が続いていた。

これまでのところ、2006-07シーズンのグループステージ第4節アーセナル戦を無失点で切り抜けて以降、43試合連続で相手チームにゴールを許していたというから驚きだ(計77失点)。

しかし、CSKAモスクワは今月25日(火)に行われた予備予選3回戦のAEKアテネ戦で0-2と勝利。これにより、アキンフェエフはおよそ11年ぶりにCLの舞台でクリーンシートを達成したというわけだ。

11年の間、CSKAモスクワは予備予選やプレーオフラウンドで格下に値するチームと対戦したこともあったのだが、それでもどういうわけかアキンフェエフはクリーンシートを達成することはできなかったのだから驚きだ。

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