イングランドの将来を担うと期待される大型MFロス・バークリー。
22歳の彼とエヴァートンとの契約は2018年までとなっており、今夏の移籍が強く噂されている。特にアーセナルやトッテナムが興味を持っているとも。
そんななか、元エヴァートン選手がバークリーについて苦言を呈した。『talkSport』が伝えている。
かつてエヴァートンやセルティック、モナコで活躍した元スコットランド代表MFジョン・コリンズがこう述べたという。
ジョン・コリンズ
「彼には才能があるし、スキルもある。打開もできるし、シュートも打てる。
だが、(選手としての)最終的な仕上がりは、150試合で21ゴールだ。それは偉大なものではない。
時に彼は走らないし、働かない、チームのために十分に汗をかくこともしない。
もし彼にウェイン・ルーニーのような姿勢と欲求があれば、トッププレーヤーとして見なせるだろう。
だが、(他人が)選手にそのような欲求を与えるのは難しい。
時折、彼はずっとボールを欲しがらないこともある。自信がないから?そうは思わないね。
彼には多くの才能があるし、テクニック、パワー、スピードもある。
だが、トッププレーヤーになるには、その全てを兼ね備えていなければならない。
現時点で彼はその全てを兼ね備えているようには見えない」
才能は高く評価しつつ、姿勢の面でまだ欠けているものがあると感じているようだ。
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