J1のヴィッセル神戸は16日、成績不振を理由にネルシーニョ監督との契約を解除したと発表した。
ネルシーニョ監督との契約解除のお知らせhttps://t.co/gzlIqQvWvj#vissel
— ヴィッセル神戸 (@vissel_kobe) 2017年8月16日
過去にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)、名古屋、柏を指揮したブラジル人のネルシーニョ監督。
2015年に神戸の監督に就任すると、1年目は低調だったものの、昨年はクラブ最高成績を収め、さらに今年は開幕4連勝という素晴らしいスタートを切った。
しかし、その後はやや失速。先月には元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがチームに合流したが、先週末のFC東京戦に敗れて3連敗となり、22試合を消化した段階で勝点29の11位に沈んでいた。
ネルシーニョ監督
「ファン・サポーターの皆さま、これまでのすべてのサポートと応援に心から感謝します。
残念ながら目指していた目標を達成することができませんでしたが、チームとしてフットボールのタイトルを獲得するための大きな成長を私は見ることができました。しかし、プロとして皆さんの期待に応えられなかったことに大きな責任を感じています。ただ、それと同時にプロとして沢山の経験を積み、人として強くなることができました。
また、メディアの皆さま、いつも色々な話を聞いてくださり、愛情と大きなリスペクトを感じることができました。本当にありがとうございました」
(神戸の公式より)
なお、神戸は、吉田孝行ヘッドコーチが暫定で後任に就くことも併せて発表している。