レアル・マドリー、バルセロナという世界的ビッグクラブを抱えるラ・リーガ。

二強ばかりが注目されるがアトレティコ・マドリーやセビージャもUEFA主催コンペティションでしっかりと結果を残しており、近年のUEFAリーグランキングでは首位が定位置となっている。

そんなラ・リーガが、海外での試合開催に意欲を見せているという。

もともとは『Sport360』などが伝えていたが、今回は英国の公共放送『BBC』もそれに追従し報じている。

ことの発端は今夏に行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップで、レアル・マドリーとバルセロナの対戦だ。海外でのクラシコは史上二度目となったのだが、このゲームはマイアミで6万6000人を動員するなど、興行的には大成功に終わった。

ラ・リーガはプレミアリーグとの間にある商業的な差を埋めようとしており、スペイン国外で試合を開催することが海外市場での新たな収入をもたらすと考えているのだそうだ。

同リーグのスポークスマンは、以下のように話しているという。

ラ・リーガのスポークスマン

「昨シーズン、世界中で25億以上の人がラ・リーガを視聴するためチャンネルを変えた。

ラ・リーガは国際的なエンターテインメントであることは明らかであり、我々は世界におけるラ・リーガの人気を高めたいと考えている。

それに向けた努力の一環として、我々はリーグ戦の何試合かをスペイン国外で開催するという選択肢について話し合っている」

国外でリーグ戦を行うというアイディアは、もともとプレミアリーグで起きたものだが、その後ファンやメディアの反対もあり延期に。

プレミアリーグのリチャード・スクダモア会長は、「私はプレミアリーグにあと5-20年在籍するかもしれないが、その間、そうする計画はない」と話しているのだそう。

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