欧州各地で行われている2018年ワールドカップに向けた予選。
グループIではアイスランドがホームでコソボを2-0で下し、初の本戦出場を決めた。
QUALIFIED! 🙌
Congratulations, 🇮🇸Iceland! 👏
The smallest nation ever to reach a #WorldCup! See you in 🇷🇺Russia! #WCQ pic.twitter.com/Xy1ysyLdpA
— #WCQ ⚽️🏆 (@FIFAWorldCup) 2017年10月9日
初出場のEURO2016で旋風を巻き起こし、期待が高まる中で今回の予選に出場したアイスランド。
グループIは終盤まで混戦で、ラスト2試合を残し勝点「2」差の中に4チームが混在しているという状況だった。
しかし、2位だったアイスランドは前節アウェイでのトルコ戦に0-3と完勝すると、最終戦でも最下位のコソボ相手にしっかりと勝利。EUROに続き、ワールドカップにも初挑戦することが決まった。
そんなアイスランドといえば、人口33万人ほどの小国である。
滋賀県大津市ほどの大きさしかない小さな国が強豪を倒していくストーリー性がEURO2016でも共感を呼んだのだが、ワールドカップの歴史でもこれだけ小さな国の快挙はなかったようだ。
🇮🇸 Group I winners Iceland: the 1st country with a population under 1 million to reach a @FIFAWorldCup! 👏👏👏 pic.twitter.com/oKOSHVbP9b
— European Qualifiers (@EuroQualifiers) 2017年10月9日
なんでも、アイスランドは人口100万人以下でありながらワールドカップ出場を決めた最初の国になったとのこと。
Iceland, population 334,000, become the smallest nation ever to qualify for the World Cup - and the only one with fewer than 1m people. pic.twitter.com/vTZTxl532n
— Nick Harris (@sportingintel) 2017年10月9日
ワールドカップに出場した国の中でこれまで最も小さかった国は、2006年大会に出場したトリニダード・トバゴ。その人口は130万人ほどであり、アイスランドの人口がいかに少ないかがよく分かる。
なお、統計によって若干の差はあるものの、アイスランドの人口は全世界で170位ほど。アイスランドより人口が少ない国は20ほどしかない。