かつてACミランなどで活躍した“リベリアの怪人”ジョージ・ウェア。現役引退後、彼は政治家に転身している。そのウェア氏はリベリアの大統領選に再び出馬した。

『BBC』によれば、ウェア氏は15ある地区のうち11地区の投票でリードしているとのこと。ただ、これは初期開票の段階で、まだ多くの投票は開票されていない模様。

主な対立候補である現職の副大統領ジョセフ・ボアカイ氏は、1つの地区でリードしているが、その他の多くの地区では2位となっているそう。

ただ、候補者が勝利するには、50パーセント以上の得票率が必要。もしそれに満たなかった場合は、11月に2度目の投票が行われる。

なお、すでにウェアが当選したという情報も流れているが、それは誤りのようだ。投票委員会のトップは「いかなる勝者も宣言していない」ことを強調しているという。

この先走った誤報を受けて、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は「リベリアの大統領になった我が教え子のひとりを祝福したい。元選手が一国の大統領になることはそうあることではない。なので、よくやったよ、ジョージ」とお祝いコメントをしてしまったという。

ウェアは当時モナコの監督だったヴェンゲルがアフリカから連れて来た選手でもある。

果たして大統領選の結果はどうなるだろうか…。

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