『Ghanasoccernet』は24日、「国際サッカー連盟(FIFA)は、ワールドカップにおいて選手のボーナスを先払いすることを検討している」と報じた。
ワールドカップが商業規模を拡大するに従って、選手がそれによって得られる収入も大きな問題になってきた。
特に2014年の大会ではアフリカ諸国でトラブルが相次いだ。
カメルーンは選手らが会場のブラジルへ飛ぶことを一時ボイコットし、数日間の遅れを余儀なくされた。
他にもガーナやナイジェリアでボーナス支払いに関して選手が練習を拒否しており、試合のパフォーマンスに大きな影響を与えたと考えられている。
FIFAはそれらのトラブルに難色を示しており、2018年大会では開幕に先立って各連盟のボーナスを先に負担することを検討しているという。
ナイジェリアは今回の大会において、予選に出場した選手37名に対して総額1250万ドル(およそ14.1億円)のボーナスを分配する予定となっている。
FIFAはそれが未払いになることを避けるため、大会前にそれを負担するとともに、各連盟には事前に契約を結ぶことを義務付けることを検討しているようだ。
お金の問題が常に大きなハードルとなっているアフリカ諸国では、これが実施されればピッチ内にも大きな影響を与えそうだ。
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