『Ghanasoccernet』は25日、「母と妹を殺害した罪で拘束されていた元パルマのMFソロモン・ニャンタキーは、刑務所から釈放された」と報じた。
当該の事件は今年7月に発生したもの。パルマ市内にあるソロモン・ニャンタキーの自宅で43歳の母と11歳の妹の刺殺体が発見された。
その後ミラノ中央駅でソロモンが逮捕され、警察の尋問の末に二人の殺害を認めたのだ。
かつてパルマのアカデミーでプレーしていたソロモンであるが、サッカーの傍らで麻薬の売人などをやっていたほか、鬱病にも苦しんでいたという。
彼はその結果警察に身柄を拘束されていたが、3ヶ月が経った先日釈放されることになった。
その理由は、心理学者のロベルト・アリアッティ博士によって行われた診断の結果、精神的不安定性が認められたためであるという。
ソロモンは自身が起こした事件について「彼らの中に悪魔がいたので、それから開放した」と説明したとのことだ。
警察から解放された彼は、その後メッツァーニにあるメンタルヘルス専門の施設に移されたようだ。