先日、ユヴェントスの試合チケットがウルトラスを通じてマフィアの資金源になっていたことが明らかになった。
アンドレア・アニェッリ会長はそれを把握していなかったと主張したが、活動禁止処分が言い渡されている。
ユヴェントスが関与していたとされるのは、カラブリア州マフィアのンドランゲタである。
そして、今回それと同じような疑惑がナポリにもかけられていることが明らかになった。
さらにナポリについては数名の選手が関与しているのではないかと報告されていたようだ。
こちらについてはナポリに本拠地を置くマフィアであるカモッラとの関係が疑われ、チケットがそちらに流されている可能性が示唆されている。
ただ、反マフィア委員会の検察官マルコ・ディ・リロの報告によれば、これまでの公聴会ではクラブや選手が意図的に犯罪を犯した可能性は認められていないという。
アウレリオ・デ・ラウレンティス会長やマネージングディレクターのアレッサンドロ・フォルミザーノも調査を受けたが、今のところはクラブ側が意図的に犯罪行為を行ったという証拠はないよう。