『Sky Italia』は14日、「ナポリの会長を務めているアウレリオ・デ・ラウレンティス氏は、イタリアサッカー連盟を批判した」と報じた。
先日ワールドカップ予選プレーオフでスウェーデンに敗れ、60年ぶりに本大会出場を逃したイタリア代表。
監督を務めているジャンピエロ・ヴェントゥーラは2004年にナポリの監督を務めたものの、シーズン半ばで解任されていた。
デ・ラウレンティス会長はイタリア代表について以下のように話し、そのような監督を選んだイタリアサッカー連盟会長のカルロ・タヴェッキオ氏が悪いと話した。
アウレリオ・デ・ラウレンティス
「カルロ・タヴェッキオがすべての責任を持つ。なぜなら彼は数多くの良い監督を持っているからだ。
しかし、ジャンピエロ・ヴェントゥーラは私がセリエC時代に3か月で解任した監督だ。
インシーニェの招集は本当に煩わしい。あんなポジションで起用するつもりならね?
あんなのは時間の無駄だ。経済的にもクラブにダメージだ。あれではインシーニェが悪い選手に見えてしまうよ。
4-2-4でプレーして、インシーニェや他の選手をシステムに当てはめていく。
インシーニェは4-3-3でベストが出せる選手だ。代表招集を拒否する権利はないが、これはネガティブなものになるよ。
イタリアの試合を表面的にしか見ていない者は、『この選手は才能がない』と思うだろう。市場価値も下がるだろう。
では、我々はタヴェッキオとイタリアサッカー連盟に賠償金を請求できることが出来るのかい?
私がタヴェッキオ会長だったらすぐに辞めるよ。バカに見えないようにね。ただ、彼だけではないのだ。ディレクターのミケーレ・ウヴァ、イタリアオリンピック委員会もだ。
アントニオ・コンテと契約したのに彼を保持できず、明らかに間違ったことをしたよ。
私は、35歳以下のコーチが指揮するイタリア代表が見たいね」